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This blog is Written by えいな,Template by ねんまく,Photo by JOURNEY WITHIN,Powered by 忍者ブログ.
FF1・無限マイキャラ設定語り用ブログ。 メモとかも兼ねてるかも。 知らない人はバックプリーズ推奨。
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【ちょっともうメンヘラで厨でお前だめだなもう…って感じなので駄目そうなら帰ってくださいね!な日記】

読んでからの責任とりませんよ!!



なんかね。
物心ついてからずっと、誰も私のこと好きになんかなんないと思ってたの。
誰も助けてくれないし、そばにいてくれない。いてくれなかった。
それが当たり前だし、私は価値のある人間じゃないからしょうがないと思ってた。
ちっちゃいころから誰とも一緒にいれなかったから、私はみんなと違うんだろう、変なんだろうと思ってた。
嫌われるのもいじめられるのも仕方ないと思ってた。
だって、羊の群れに一匹おかしなのが混ざってたら、誰でもそれを排除するじゃない。
だから、自分が集団から排除されるのは当たり前で仕方ないことだと思ってた。

年をとるとだんだん知恵がついたから、「みんな」を擬態するようになった。
結構器用なタイプだから、擬態するのは簡単だった。
みんなに好かれそうで、親しみやすくて頼りになりそうな「価値のある」人格を「真似る」のは、難しいことじゃない。
誰だって本やマンガ、アニメやドラマや映画、いろんな「物語」に触れて育ってる。
その共通性を分析して、その通りにふるまうのは、難しい行動じゃない。
分析して、理解して、演じればいいだけ。とても簡単なこと。

これは、結構うまくいった。
たまに気付く人もいたけど、集団の中でうまくやっていくコツは、大多数の支持を集められるようにふるまっていくこと。
どうすればそうできるかは盤上のゲームと同じ。打つべき手を打っていけばいい。
その「打つべき手」は、いつだって世界が教えてくれてた。
分析して理解して演じる。それだけのこと。
計算違いの多い自分の脳を呪ったりもしたけど、まあ、大体はうまくいってたと思う。

誤算はふたつ、

そんな偽物を本物みたいに信じさせて、好きになってもらう事の罪深さに気付いてなかった事。
嘘の姿を見せて信じさせた。好きにならせた。それこそまさに「裏切り」だよね?

もうひとつは、理想的な人格をトレースし続けるうちに、どうしても処理できずに溜まってしまった駄目な自分を、いつのまにかどうにもできなくなってしまっていたこと。
嫌いで面倒でやりたくなくて、でも理想的な自分を演じる為に押しつぶして無理をさせてた、自分の中のどっかの部分。
トレースが完璧になればなるほど、駄目な自分と演じてる誰かの差はおっきくなってた。
…インナーチャイルド、って奴なのかな。これ。
そんなふうにすべきじゃないのに、言うことを聞かないんだ。あんたが大人しくしててくれれば、あたしはもっと強い、優秀なあたしでいられたのに。


病気になってから、そんな自分の中の誰かと、みんなのことを考えることが増えました。
嘘をついてる自分にも気付いたから、
それに病気になったこと自体、そんな人格のトレースが限界に来てるってことだと思ったから、鍍金が剥がれるのもはっきりさせていこうと思ってた。
多分、ずっとトレースし続けてきた人格は、こうなったらそうするだろうと思ったから。
鍍金が剥がれたらきっと、みんなまた私を嫌いになる。見捨てて、誰とも一緒にいられなくなる。
だってずっとそうだったから。それが当たり前だから。
あたしは価値がなくて異常な人間だから、排除されても仕方ない。
鍍金が剥がれ始めたときに、そんなのもう覚悟してた。きっとなんにもなくなると。

なのにね、おかしいんだ、
それでも好きでいてくれる人がいるんだ。好きだって言ってくれる人がいるんだ。
どうして?
まだ、嘘だって気付いてないの?
それとも、私、まだそういう罪深い嘘をついてんの?


…それとも、最初から、そんなこと、分かってたの?

本物とか嘘とか、そんなこと関係ないって言ってくれるの?
あたしはあたしだって、言っていいの?



…そうなって初めてね、偽物も本物もないって気が付いたんだ。
というか、「本物」がないなら「偽物」は存在「できない」もんね。概念的に。
即ち、初めから本物がなかったなら、私自身が歩いてきた道が「本物」で、それ以外なんてないんだね。
トレースした人格も駄目な方の自分も、全部普通に自分だったんだね。
私を好きでいてくれた人は、どっちがどっちじゃなくて、ただそんな私でよかったんだね。

そんな優しい結論が許される世界なんて想像したこともなかったのに。


あたしはずっとひとりだと思ってた。
誰にも分かってもらえないって。
嘘をつき続けるしかないんだって。
でも、違った。
みんなは優しくて、もっとこの世界を信じていいんだと思った。
やっと、信じていいんだと思った。

だから。



この世界は、素晴らしいよ。

ありがとう。
私はみんなを愛してる。



…背後の、戯言でした。
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