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This blog is Written by えいな,Template by ねんまく,Photo by JOURNEY WITHIN,Powered by 忍者ブログ.
FF1・無限マイキャラ設定語り用ブログ。 メモとかも兼ねてるかも。 知らない人はバックプリーズ推奨。
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その身を彩るは鋼鉄の装甲。
その手に携えるはイオンと硝煙。
その胸に抱くはパルスエンジンの唸り。
その背に負うは、ブースタの光の翼。

黒翼の乙女。
孤独にして孤高、苛烈にして静寂。
戦場を駆けるその姿を、人は凶鳥に例えてこう呼んだ。

―――レイヴン、と。








*-*-*-*-*
他に載せるとこないので(笑)もったいないので載せてみました。
かっこいいレイヴン。笑。
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桜宮は最初から、「不要」な子供だった。

「華守」の御役目は「朝倉」と「杉元」に移り。

桜宮は、

既に、何の力も有していなかった。

少なくとも、紅華との契約において、
桜宮は、もはや「存在しないも同じ」家であり。
それは紅華の影として存在し続けてきた桜宮の衰退を意味していた。



…その子が生まれたのは、紅華の当主が碧夜子に移り、そのスペアとして日景が紅華に正式に引き取られて、数年が経った頃だった。


その子は――女の子だった――「景」と名付けられた。
紅華の日景姫。
その「景」を与えられた、桜宮の娘。
彼女は生まれたときから…代役ですらなかった。
……日景に及ぶはずの不幸。苦難。
同じ名を持つことで、それを肩代わりする。
そのための名が、「景」…同じ文字を持つ名、だった。

つまり。
景は生まれつき、ただのなんの能力もない家に生まれた、ただの…スケープゴートだった。
紅華のスペアに何かあった際、その呪いや不運を…身代わりに受ける役。
それだけに、過ぎなかった。

…母は、「景」を生んですぐに命を落とした。
父はずっと昔に家を出ていた。
だから、景は、施設で育った。
施設は楽しかった。

…けれど。



みんなには、もーちゃんが見えなかった。


誰にも。
もーちゃんは見えなかった。

小さい頃、友達になったもーちゃん。

みんなには、もーちゃんが見えなかった。

おかしな子なんだ、と言われた。
病院に連れて行かれた。紅華傘下、朝日の病院だった。

…そこで、


「かわいらしいゴーストだね。君のものか?」

「みえる…の?」

「見えるよ」

男は事も無げに言った。
何故か、涙が溢れた。



……それが、「津田・謙二郎」と「桜宮・景」の出会い。



―――

どうして?

だって、あの人は。




『僕が必要だ』

って、言ってくれたんだ




-----

誰にも、もーちゃんは見えなかった。

あたしが見てる世界は、みんなの世界と違うんだと思っていた。
だって…もーちゃんが見えないから。

もーちゃんは誰にも見えなかった。
だから、誰かとわかり会うことなんて、できないと思っていた。
だって、見えてる世界が違うのだから。
わかりあうなんてできない。
そう信じていた。


…なのに、





『君が、必要なんだ』





差し出された、手を取った。

もうひとりにならなくていいと。
苦しまなくていいと。

たとえ、その手がいつか血に塗れても。
彼女は、その手を取った。











「もう ひとりはいや なの」
【紅華の出自】
本来紅華は東欧の来訪者。今の貴種ヴァンパイアの祖となる存在だったが、世界結界発動に前後して数組織に分かれ、世界各地に散った。
そのひとつが紅華。紅華は祖の象徴である「紅」の色を名に預かり、平安以前に日本の王朝付の「夢見師」として見出され、七御本家の編成を行う。
なお紅華は来訪者としての能力を意図的に封印しており、そのひとつの例が紅華の赤子に行われる儀式である。
紅華の儀式には「詞書き」「羽振り」「虫喰い」の3種があるが、
このうち「詞書き」は吸血者としての素養を封じる祝詞を体に書くことで、覚醒を封じる意味を持ち、
「羽振り」は夢使いとしての能力を、「夢見による予知」に限定する為の儀式であり、
「虫喰い」は力を弱められた吸血者、夢使いをサポートする虫使いを作るための儀式である。
この真意は紅華当主と桜宮当主しか知らない。

一方、東欧で祖の存在を護り続けていたのが、コーネリア公爵領である。
公爵領では「祖」について研究すると共に、時代と世界結界により失われた「祖」を、魔術的に複製する技術を研究していた。
その為東欧コーネリア公爵領に所属していたものは、世界結界の発動に伴い、「祖」に最も近い「貴種ヴァンパイア」と、その呪術的研究に向く「西洋魔術師」=魔弾術士を主とする集団として成り立つ。
その結果として、コーネリア公爵領は多大な犠牲を払いつつ、いくつかの「祖」の複製の製造に成功する。そのひとつがエフォニード、と名付けられた少女である。
しかし、その研究を行っていた施設――「コーネリア公爵直轄民俗古文書類図書館」が何者かに襲撃される。
当時「図書館」にいた複製体3人のうち2人は死亡、ひとりはその時逃がされ消息不明となった。
これが、現在のエフィである。

同時に、紅華の「祖」の存在を知り、それを科学的な方法によって復活させようとしたのが、ムラクモ・チルドレン・プロジェクトの一部署、「カラーズ・セクト」である。
カラーズ・セクトは「祖」の遺伝子情報を探索すると同時にそれを最新技術により遺伝子に組み込み、より「祖」に近い存在を作り出そうとした。
その実験作が無・狼であり、空であり、斎であり、理である。
この計画は理の完成によりひとつの到達点を迎えたとされたが、その後の経過を見る以前に津田博士と中枢によるプロジェクト破壊が発生。カラーズ・セクトは、数人の能力者を残し壊滅する。


「祖」というのはようするに、スペックとして桁違いな、そんな感じの存在らしい。
現在、その「祖」に人工的に最も近く作られたのが「エフォニード・コーネリア」であり「エチカ・ムラクモ」だ、とされている。
【御本家】
平安以前から続く「常ならざる力」を持つ一族、または特定の手順を踏み、一族に加えられた者。
古くは来訪者に祖を持つと伝えられるが、出自に関しては秘中の秘とされている。
幾つの「御本家」が存在するのかは不明。
狭義では平安時代、確認されていた能力者の家系をまとめ、「天橋の七御本家」とした経緯がある。七御本家は以下の通り。

赤→紅華(こうか)
橙→朝日(あさひ)
黄→菊庭(きくにわ)
緑→御山(みやま)
青→群雲(むらくも)
藍→深空(みそら)
紫→皇谷(こうたに)


さらに、七御本家を纏める存在、「白」の「春夏秋冬」(ひととせ)が存在するが、その存在はまさに秘中の秘である。
というか出会ったことのある人間すら少なく、普通の人間はその存在すら知らない。


【守り手】
各「御本家」にはそれぞれ「守り手」と呼ばれる守護役が存在する。
通例、「~宮」の姓を持つことが多い。

現在分かっている「守り手」は以下の通り。

・紅華
→桜宮(朝倉)
朝倉・星爾
朝倉・霞
朝倉・狼
桜宮・景

・群雲(むらくも)
→雨宮
雨宮・玲音

・皇谷(こうたに)
→辻宮
辻宮・翔


【桜宮(さくらのみや)】
過去(大正時代くらい)に起きた紅華のお家騒動で全滅したことになっている。(その際、桜宮から朝倉へと「守り手」の名が変更された)
その実、桜宮は紅華の影の仕事人として存続しており、その子供のひとりとして密かに生まれ、育てられてきたのが景。
陰謀術数と隠密工作に長けた彼らは手段を選ばず、言葉を巧みに操り、必ず任務を達成するように育てられている。紅華を敵にするものにはやっかいな存在。

紅華邸襲撃事件前後、景を残し全滅している。


【朝倉・霞】
・狼の師匠。星爾の妹で叔母に当たる。渡米中。
・最恐。
・ツンデレ。
【鴉】
ムラクモ・チルドレン・プロジェクトの被験体の総称。

【最後の7人】
ムラクモ・チルドレン・プロジェクトにおいて、中枢暴走時に生き残った7人の「鴉」のこと。
事件後、紅華の配下として再編成された「叢本家」の一員とされる。


【各メンバーについて】
基本的には実験番号、及び自称の名を名乗る。
叢の名は編入後に与えられた、称号のようなもの


【01-ABISS】
→叢・無(むらくも・むなし)
→消息不明。

【02-THINKER】
→叢・解(むらくも・ほどき)
→叢・解
叢本家三女。叢千年社副社長。ムラクモ・チルドレン「最後の7人」の2。「思考者」。

【03-PHANTOM】
→叢・景(むらくも・かげ)
→津田・えいな
子飼いの能力者だが、「主人」は不明。実験体。ムラクモ・チルドレン「最後の7人」の3。「実行者」。

【04-MURAMASA】
→叢・狼(むらくも・うなり)
→朝倉・狼(あさくら・ろう)
紅華家の守り手、朝倉家の長男。ムラクモ・チルドレン「最後の7人」の4。「放浪者」。

【05-LAGNAROK】
→叢・斎(むらくも・いつき)
→門倉・斎
叢本家次女。叢の正当後継者。現在は家出中。実験体。ムラクモ・チルドレン「最後の7人」の2。「逃亡者」。

【06-BASTER】
→叢・空(むらくも・そら)
→叢・空
叢機関を破壊した少女。イレギュラー。実験体。ムラクモ・チルドレン「最後の7人」の6。「破壊者」。

【07-MOONLIGHT】
→叢・理(むらくも・ことわり)
→エチカ・ムラクモ
実験体。ムラクモ・チルドレン最高傑作にして、「最後の7人」の7。「到達者」。
ウラフラクタルについて。
FF1
無限のファンタジア
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