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This blog is Written by えいな,Template by ねんまく,Photo by JOURNEY WITHIN,Powered by 忍者ブログ.
FF1・無限マイキャラ設定語り用ブログ。 メモとかも兼ねてるかも。 知らない人はバックプリーズ推奨。
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・津田博士はムラクモ・チルドレン・プロジェクトの中枢に呪術的なロックをかけていた

・それを打破する為、03-PHANTOMは自分の名前を代償に、津田・瑛奈の名前を奪う

・中枢に残されていたのは「不完全な能力者の生産装置」
人工的に生命を生み出し、魔術的な圧力をかけることによって「能力者」の子供を作り出そうとするシステム

・本来のプロジェクトは、能力者の子供を積極的に保護、育成するという、銀誓館のプロトタイプのようなもの

・群雲の積極的な態度に対し、紅華は批判的な態度=群雲の行動の黙殺を貫く
・紅華の姫君(永桜子姫)には、群雲の行動が「早すぎる」事、それが惨劇に終わる事が「見えて」いた

・計画は、津田博士の「見えざる狂気」の発症によって崩壊の途を辿る

・能力者の素質を持つ子供への苛烈な人体実験、素質のない子供への「覚醒プログラム」と称した肉体的・精神的な虐待

・津田博士自身、当時何らかの力を持っており、それによってムラクモ・プロジェクトを武力掌握していた

・津田博士の実娘、瑛奈もまた過酷な実験に晒されるうち、その精神的負担に耐えられず、当時身につけていた「夢」の世界に逃げ込む

・津田博士の研究は最終的に「中枢」…能力者を人工生産するシステムにたどりつく

・しかし、狂気に犯された者の作ったシステム

・システムは「生物として不完全なヒト」を続々と生産した

・当然生まれた子どもたちは、ヒトとしての体を成さず…すぐに死亡、そしてゴースト化していった

・この時発生したゴースト達によって、プロジェクト所属の多くの子ども達が命をおとす

・暴走したゴーストにより、津田博士は死亡。

・当時研究所に押し込められ、生き残ったのは7人

・紅華の援護もあり、7人の一人、空が中枢へのエネルギー装置を破壊。一応中枢のシステムは停止したものの、中枢施設内のシステム自体の破壊は、津田博士の呪術的な封印が施されており不可能。故に、03はその「任務」を受ける


…そして、桜色の「実行者」は「眠り姫」に出会う。
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【津田・謙二郎】
叢千年社にて、ムラクモ・チルドレン・プロジェクトの中枢に位置していた研究者。
津田邸襲撃事件により死去。

【津田・瑛奈】
津田・謙二郎の実娘。
津田邸襲撃事件の後消息不明。

【叢・空】
ムラクモ・チルドレン・プロジェクトの被験体。実験番号803-RWDB。
被験体として生まれたにもかかわらず、あるはずのない強い「意志」を持ち、同プロジェクトの中核施設を破壊し脱走。その後、銀誓館学院により保護される。
プロジェクトにとっての「イレギュラー」。

【雨宮・玲音】
実験番号803-RWDB(叢・空)の担当補佐官。
彼女の脱走を援護すると同時に、保護者としてその後も同行している。

【叢・景】
ムラクモ・チルドレン・プロジェクトの被験体。実験番号333-AXFS。現在消息不明。

【叢・雷】
叢千年社先代社長。

【叢・社】
叢千年社現社長。

【叢・解】
叢千年社現副社長。社の実妹。

【エチカ・ムラクモ】
ムラクモ・チルドレン・プロジェクト最高傑作にして、XX07-MOONLIGHTの正当後継者だが、現在は行方不明。

【津田・えいな】
叢・景の別名。

【一・景】
記憶を失った津田・瑛奈が新しく名乗った名前。

【親世代の能力的】
ここでは主人公たちの親になる
「紅華・鶴寿子」
「杉元・健太郎」
「朝倉・星爾」
「雨宮・想弥」
を差す。

【名前】
魔術的・呪術的な意味において、「名前」はその人間すべてを表す。
即ち「名前」を「与える」ということは、魔術的な意味で自分の魂の生殺与奪の力を相手に与えることとなり、「名前」を「奪われる」というのは、自分の存在そのものを奪われることになる。
叢・景は、自分の「名前」を「忘れた」瑛奈に対し、こう提案する。

「それなら、ボクの名前をあげるよ」

ムラクモ・チルドレンのひとりである彼女にとって、「名前」となりうるものは「景」の一文字のみ。
それを瑛奈に与えたということは、己の存在を彼女に預けたこととなる。
同時に叢・景は「津田・瑛奈」の名を奪っているため、この時点で2人は互いに互いの生殺与奪権を預けあっている形になる。(最も、瑛奈はそのことを知らないが…)
【紅華本家の人々】

■紅華・永桜子(こうか・なおこ)
→紅華の先々代当主で夢見の巫女。通称、紅華の姫君。皇谷の僧正とは幼い頃からの付き合い。鶴寿子の叔母。
鶴寿子が15の時に夢見の巫女の位を譲るが、鶴寿子が結婚したため、生まれたばかりの碧夜子の後見人として、実質の当主に復帰する。
紅華の正統であり、純血にして純潔、紅華の「祖」に最も近いとされた、特別で奇跡的な存在。
皇谷の僧正と同じく、現在の「能力者」に近い能力を持っていたが、その力が莫大すぎてコントロールできないというジレンマも抱えていた。
そんな諸々の理由からか、紅華本家の奥座敷からほぼ出ることはなく生涯を過ごす。
紅華本家襲撃の際、自身の能力を暴走させ、エフィを庇って/ゴーストを倒して命を落とす。
性格は慇懃無礼、典雅な口調で穏やかに、笑みを含んで話すが、皮肉や批判たっぷりな上、本当に大切なことは話さない嘘つき。
漆黒の長い髪に深紅の瞳、透けるほどに白い肌をした、年齢不詳の楚々とした美しい女性。
常に典雅な和服に身を包んでいた。


■杉元・鶴寿子(すぎもと・かづこ)
→旧姓、紅華・鶴寿子。紅華の先代当主で先代夢見の巫女だが、結婚した為巫女の位を妹・碧夜子に譲った。

■紅華・碧夜子(こうか・みやこ)
→紅華本家の現当主で、現夢見の巫女。一時期銀誓館に在学していたが、朝倉・星爾の計画に同行し現在は渡米している。




【時系列(途中)】
■1980年代
・鶴寿子の守り手が星爾
・鶴寿子姫を巡って対立したのが群雲本家(誤変換ではない)
・この抗争は1989年に終結、群雲本家は壊滅し、本家の一部の者が紅華の協力者「叢本家」として再編成される

■1990~2000年代
日景・碧夜子が生まれたのが1990年

万里子が生まれたのが1991年
→1990年に杉元・健太郎と紅華・鶴寿子が結婚
→鶴寿子は夢見の巫女の位を失い出奔、表向き紅華の家とは縁を切られる
→生まれたばかりの碧夜子に夢見の巫女の座が引き継がれる。実質は彼女の叔母で後見人の永桜子が当主に返り咲く
→また、碧夜子のスペアとして、妾腹の娘、日景が紅華本当に引き取られる
→健太郎23歳(就職してから結婚)、鶴寿子20歳、星爾22歳
→万里子は平凡な高校生だったが、紅華襲撃事件にてエフィの救出に向かう。同時に自分の能力を自覚する
→2006年9月より銀誓館に編入。


景(えいな)が生まれたのが1993年1月17日

翔が生まれたのが1993/8/3
→辻宮の両親が結婚したのはこれより前(1990年くらい?辻宮はずっと皇谷の寺の檀家で一般人…という立場を装っていた。当主[煌守]とその一部の関係者のみ、その本性を知っている。…ただし、「守り手」の名を継ぐものとして、高い身体能力等、能力者に覚醒する要因は持っていた)

狼が生まれたのが1994/2/4
→星爾は1989年にエアライダーの女性と結婚、渡米

瑛奈(一景)が生まれたのが1994/5/15
→津田博士は当時ムラクモ・プロジェクトを総括しつつあった

エフィが生まれた(?)のが1995/1/1
→5歳位の時、偶然日本に移住。紅華本家に引き取られたのが2000年
→2006年6月13日、紅華本家襲撃事件が発生、惨劇を目の当たりにしながら、唯一の生存者となる(エフィはこの記憶を抑圧しており、通常の状態では忘れ去っている)
→紅華襲撃を知っていた何者かから連絡を受け、救出に向かった万里子により保護される
→2006年9月より銀誓館に編入。

空が生まれたのが1995/3/3
→生まれてまもなく研究所に軟禁される。チルドレンとしては数人目になる
→1994年9月、ムラクモ地下研究所が作られ、素質のある者たちが集められる


2006/8
大規模なシルバーレイン発生
銀誓館学園設立

またACfAネタ投下っ


<シーナ・カゼア>
アスピナ研究機関により、リンクス特性のテスト用素体として採用された少年。
AMS適性は極めて低く、アスピナ機関による「リンクス」自体の増産、及びリンクスのAMS適性向上試験のためのテストケースのひとりとして運用されていた。

諸実験により、シーナは現在の技術でのAMS適性向上が不可能と判断され、極めて低いAMS適性のまま、ネクスト「フラジール」のテストパイロットを任命される。
この任命は、空力特性を極めた特殊な機体であり、同時にリンクスに極端な精神負荷を強いるネクスト「フラジール」を、AMS適性の低いリンクスが実戦レベルに運用するための情報収集の為のテストケースであり、担当リンクスの精神・肉体負荷は一切無視された実験であった。
…適性の低いリンクスにとっては、「機体のデータ収集のために死ね」と言われたに等しい。

シーナはこの任務による極度の精神負荷に耐えきれず、重度のストレスによる精神崩壊を起こし、機体運用中に意識を失う。

その後はアスピナ機関から除名され、傘下にあった最低限の病院にて療養している。
AMSによる重度の精神負担は、脳の機能を著しく低下させており、その為現在のシーナは植物状態に近い。
回復する可能性は数パーセントしかない、と診断されている。

ウォルとは幼なじみ。



<首輪つきの狼>
ウォルの蔑称。カラード所属のリンクスであることと、本名「ヴォルフガング(Volfgang、ドイツ語で狼の寓意をもつ)」から、皮肉の意味も込めてそう呼ばれる。

<緑>
ウォルの駆るネクスト「ストレイド」の通称。機体色がカーキグリーンであることから。

<紫>
ニーナの駆るネクスト「シャンタージュ」の通称。機体色がラヴェンダー色であることから。





あいつも。


……俺も。




クレイドル03に見捨てられた人間だ。
…でもな。



「…悪ぃな」


俺は、ストレイドの銃口を「そいつ」に向けた。







「…答えなんて奴は、最初から出てるじゃねぇか。くだらねぇ」


あいつが命懸けで守ったものを。
俺は守ってやらなくちゃならない。

…それが…約束だろ?

なあ…シーナ。







---------

それは、夕暮れの綺麗に見える展望台で。
俺の気に入りの場所だってことを、あいつはよく知っていた。
俺にとってあいつは、弟みたいな存在だった。
…お互いに、俺達は身寄りが無くて。
幼いあいつは、結構無理をして俺に会いに来ていたんだろう。

…あいつは、リンクスになりたいと言っていた。
リンクスになって、たくさんの人を守りたい…と。

だがあいつには、AMS適性はなかった。
リンクスになるのは…絶望的だった。


「ウォル!」
そう言ってあいつが駆け込んできた時の笑顔は、俺は一生忘れないだろう。
「僕にも、AMS適性があったんですよ!!」
ほんの少しだけど、AMS適性があるかもしれないんです。だから、僕もリンクスになれるかもしれない。
あいつは目を輝かせてそう言った。

AMS適性の低い人間が、リンクスとして戦う…それがどれほど過酷なことか、俺はその時、まだ何も知らなかった。


シーナは「研究機関」とやらに隔離され、リンクスとしての訓練を受けていたという。
その頃俺達は、もう滅多に会うことなんかできなくなっていた。
モニタ越しにあいつからの通信が入ったのは、あいつが研究機関に行って半年が経った頃だった。
通信、それもアクティブじゃなく、パッシブの通信。ただ記録された映像を届けるだけの通信だ。
その中に映ったシーナは、酷くやつれて見えた。
……それでも、俺に何が出来ただろう。
俺はパッシブの通信をあいつに送り、あいつの無事を祈ることしかできなかった。


あいつが俺に会いに来たのは、その次の春だった。
クレイドルには人工の庭が設けられている。その庭の桜が咲き誇る季節だった。
あいつが指定したのは、その桜の庭だった。
早めに着いた俺が待っていると、時間ぴったりにあいつが駆けてきた。いつもどおりのあいつらしい登場の仕方だったが、全身が酷く弱っているのがよくわかった。

ほら、そんな身体で駆けてくるから、転ぶじゃねぇか。

思った瞬間には身体が動いていた。
芝草と散り敷いた桜の花びらに足をとられて、あいつが転ぶ。
一瞬早く、俺の腕があいつを抱き止めていた。

……そのまま、強く強く抱きしめた。

あいつの身体は酷く痩せていた。
ほとんど服越しに骨の形が判るような、その背を撫でた。抱きしめていると、あいつの温もりだけは変わらず伝わってきた。

…あいつが、おずおずと俺の背中に腕を回すのが分かった。

「…無茶しやがって」

言うと、あいつがぎゅっと腕に力を込めた。
肩にもたれたあいつの首は恐ろしく細くて、埋め込まれたAMS接続用のジャックが痛々しかった。
しばらく、そうして背中を撫でてやっていると、あいつがぽつりと言った。

今度、試験機の担当リンクスとなるのだと。

低装甲で高機動の、高いAMS技術を必要とするネクスト。
それは、AMS適性の極めて低いあいつには、無謀とすら言える任務だった。
部外者の俺にさえ分かった。

これは、そのネクストの「下限」を試すための任務だと。
おそらく、シーナは潰される。
…潰されるまでにどの程度「もつ」か…それを試すためのものに他ならなかった。

今や、リンクスは…企業の駒でしかない。

でも、俺にとってこいつは、



「…辞めちまえよ」

「え?」

「辞めちまえよ、リンクスなんて!…帰ってこいよ」
お前ひとりくらい、俺が食わせてやるから。

そう言うと、あいつは寂しそうに笑って、言った。

もう、戻れないのだと。



俺達に許された時間はほんの僅かだった。
あいつが外出を許されたのは、ほんの半日程度に過ぎず。
俺はクレイドルのシャトル発着口まで、あいつを送っていった。
俺達はほとんど口を聞かず、ただ固く手を繋いで歩いた。

おそらく、もう会うことは出来ないのかもしれない。
けれど、ほんの少しの可能性を祈って、俺達は手を繋いだ。






あいつが倒れたと知らせが入ったのは、それからしばらく経った頃だった。
例の試験機の運用中に意識を失ったという。
AMSによる極度の精神的負荷。
コジマ兵器の使用に伴う、コジマ粒子汚染。
それらと併発した肉体的負担。


それでもあいつは最後に、これでいい、と言ったそうだ。










年が明け、また春になって。
俺はAMS適性を見出され、あいつと同じリンクスになった。

…いや、ならざるをえなかった、のだろう。
クレイドルは、企業に買われた俺の居場所を、取っておいてはくれなかった。




地上のとある都市に、小さな病院がある。
あいつは、そこで眠り続けている。
AMS負荷による精神崩壊だと、医師は言っていた。目を覚ます可能性は9割無いだろうと。

それでも、俺はその1割を信じている。

…だから、



「……行ってくる」
俺は、眠り続けるあいつの髪を撫でて。



……戦場へと、足を向けた。







--------------


クレイドル03。

それは、俺達の故郷で、俺達を見捨てた、下らない選民思想に支えられた「ゆりかご」だ。

俺には、奴らを憎む理由がある。
そうでなくとも、奴らに風穴を空けることには、政治的な意味がある。


…だが、


あいつが守ろうとしたのは、人間の命だ。
馬鹿なあいつは、ネクストの力が人間の命を守ると信じて、ああして命を賭けてまで戦った。


…俺は、到底そうは思わない。
ネクストは破壊のための兵器で、リンクスはそのパーツに過ぎない。
俺自身、人類を救うだの人類の腐敗だの、そんな思想や信念は何もない。


俺にあるのは、たったひとつだけだ。







「……シーナ。
お前ならきっと…こうするだろう?」
ウラフラクタルについて。
FF1
無限のファンタジア
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